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大勝小児童、ジュニア研究支援発表会

大勝小児童、ジュニア研究支援発表会

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【写真説明】
沖縄大学で発表した5、6年生児童=提供写真=

児童の視点で保護訴える 1年間の研究成果発表

 2012年度・第11回「ジュニア研究支援発表会」(沖縄大学地域研究所主催)がこのほど、那覇市の沖縄大学であった。奄美大島からは龍郷町の大勝小児童が「どうすればアマミノクロウサギを守ることができるだろうか」(5年)と「奄美のクワガタを守るにはどうすればよいかだろうか」(6年)の2テーマで発表。世界自然遺産登録を目指す奄美大島で、自分達ができることや、大人に訴えたいことなど、子ども達の視点からまとめた。

 同発表会は公益財団法人・緑の地球防衛基金の助成で実施。奄美・沖縄の小学校3校と高校6校がそれぞれテーマを定め、1年間研究したことを報告。大勝小からは丸田香帆さん・渡辺莉央さん・小野翔雷くん・柳麗緒菜さんの5年生チームと、小野稜凱くん・福田眞音くん・久木山千尋さん・箕輪夏里さんの6年生チームの2チーム計8人が参加した。

 5年生は▽アマミノクロウサギを守り、増やす▽いつまでも奄美大島で見られるようにする―ことを目的に、生態や減少原因、地域の意識調査などを実施。自分達に出来ることとして保育所の園児や低学年児童へ、アマミノクロウサギ保護を呼びかける紙芝居や絵本の読み聞かせを行ったことなども紹介した。

 発表では「大人にお願い」と題して①クロウサギがいる夜の林道ではライトをつけ、前方に気をつけること、10㌔以下で走ること②在来種保護のため、外来種の駆除、飼い猫・犬を山に逃がさない、放し飼いをしない―ことなどを呼びかけた。

 発表した5年生達は「もっとアマミノクロウサギのことを知って増やしていきたいし、より多くの人に発表を聞いてもらいたい」と話した。

 クワガタについて発表した6年生は、奄美に生息するクワガタ10種のうち、アマミシカクワガタなど5種類が絶滅危惧種、準絶滅危惧種に分類されることから乱獲の可能性などを指摘。インターネットオークションで高額売買される現状から「守る」という観点で調査した。

 クワガタの減少原因として、▽人間による捕獲(商売目的など)▽原生林の減少▽外来種の放虫―などを挙げ、実際に人間の手で個体数が減ったというタカラヒラタクワガタを紹介。今後の対策として①パンフレットやポスターなどでクワガタについて知ってもらう②商売目的で捕らない③新しい条例を作る―などを提案した。

 児童らは「発表してよかった。これからも環境保全活動などに参加していきたい。また、山に入る際の許可や捕獲区域を決めるなど新しい条例を定めてほしい」と話した。

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