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港内のホンダワラ群が成長

港内のホンダワラ群が成長

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【写真説明】
ホンダワラの藻場が順調に拡大する、奄美市住用町の戸玉漁港内

すみよう漁業集落、藻場拡大見守る

 すみよう漁業集落(諏訪原清高代表、25世帯)が取り組む、ホンダワラの藻場が順調に拡大している。26日午後1時ごろの干潮時、奄美市住用町の戸玉港内の船舶引き揚げスロープ前には褐色の藻場が広がっている。

 同集落によると、以前は同集落の沿岸部で多く見られたホンダワラ類が、赤土流出や環境変化などで急激に減少。そのため藻場の再生対策を協議し、4年前に同市笠利町の佐仁集落沖合に設置されていたコンクリート製の藻場増殖用ブロック20個を同港内に残る、ホンダワラの母群周辺に移設したという。

 当初は10㍍四方程度だった藻場は、ブロック着生などの効果で徐々に回復。現在では長さ20㍍、幅10㍍程度までになった。

 潮の干満が大きい時期を迎えた同日の午後、普段より2㍍近く下がった海面一面にホンダワラが現れた。増殖ブロックを引き揚げると、長さ1~2㍍に成長したホンダワラが着生。藻体には漂うための卵形気泡体もあり、安定した成長と繁茂する様子が確認出来た。

 ホンダワラの定着について諏訪原代表は、造成場所が高潮提の後ろにあるため外洋からの高潮から守られていることや南方系の固有種のため、安定した成長につながったと指摘。「元来は豊かな沿岸だったのできっかけがあれば取り戻すことが出来ると思った。藻場は稚魚の隠れ場やえさ場になる豊かな海の土台。引き続き拡大を見守りたい」と話した。

 同集落では、沿岸資源再生のためホンダワラ付きブロックの移設などに協力する方針。現在、瀬戸内町加計呂麻島の漁業関係者から問い合わせがあるという。

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