奄美新聞社ホームページ

若者に寄り添う 奄美若者サポートステーション

若者に寄り添う 奄美若者サポートステーション

画像の説明
【写真説明】
利便性を考慮し、市街地中心部に開所。活動の広がりと成果の向上を目指す

新たに市街中心部に開設

 特定非営利活動(NPO)法人奄美青少年支援センター「ゆずり葉の郷=さと=」(前田勝美理事長)が30日、奄美市名瀬伊津部町に2つ目の「奄美若者サポートステーション」を開所した。同サポートステーションは、主に一定期間無業の状態にある若者の職業的自立支援を行う施設。同センターは5年前に1つ目の施設を同市名瀬長浜町に開設。今回は事業のさらなる周知と展開を図るため、新たな活動拠点として、市街中心部に設けた。事業効果の拡大が期待される。

 同センターはこれまでも「若年無業者等」と呼ばれる、15歳から39歳までの仕事に就いておらず、家事も通学もしていない若者、またはその家族の相談や自立支援を行ってきた。厚生労働省の若者自立支援事業である「地域若者サポートステーション事業」を受託。5年間で約380人の若者と関わった。そのうち、アルバイトも含め、約8割を就業・自立へと導いたという。

 同センター事務局次長の田中奈緒美さんは「活動は奄美群島全体を包括するが、把握できているのは僅か。5年間で約380人というのは一部にすぎない。この何倍もの若者が社会参加できずにいる」と見ている。「新しい施設の開所を通じて、潜在する若年無業者等を少しでも社会に送り出したい」と意気込む。

 同サポートステーションでは就業と自立へのさまざまな支援メニューを組む。清掃活動・募金活動・地域安心安全パトロールなどの社会活動への参加、企業とタイアップした就労体験、社会で他人と交わり生活するために必要な能力を開発するソーシャルスキルトレーニングなど。個々人の状態に合わせて支援を行う。

 今年度から「地域若者サポートステーション事業」には「学校連携推進事業」が新設された。長期の不登校や中途退学などの問題を抱える若者を対象とし、学校や関連機関と連携して解決を図る。同センターでも、復学や進学に向けた学習指導、就業に向けた基礎学力の強化を図る学び直し支援といったメニューを用意する。

 田中さんは「相談や支援メニューを通して、生きる自信を回復してほしい。学ぶこと、社会と関わること、働くことの楽しさを知ってほしい」と話す。「どんな小さなことでも構わない。問題を抱え込まず、相談に来てほしい」と呼びかけた。

 業務は5月1日から。開所時間は午前10時から午後7時(月曜日・祝祭日休)。相談無料。0997―57―0770まで。

コメント



認証コード5803

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional