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「漁業権魚種」に理解を

「漁業権魚種」に理解を

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「密漁監視パトロール」を実施した徳之島町地区漁業集落組合員など関係者(出発式)=30日、徳之島町

警察合同で密漁監視パト 徳之島町地区漁業集落

 【徳之島】とくのしま漁協・徳之島町地区漁業集落(徳田進代表)と徳之島署など合同の「密漁監視パトロール」が30日夜、町内海岸であった。素潜り漁中だった一般住民たちには、禁漁期間外でも非組合員の採取・捕獲を禁じている漁業権対象種などを説明。資源と漁業者の生活を守る漁業権に理解と協力を求めた。幸い、不正事案などの摘発はなかった。

 パトロールは、年々減少しているイセエビやヤコウガイ資源の保護(禁漁期間は毎年5月1日~8月20日)などが目的。警察当局や町当局とも連携して毎年、不定期で行っている。今回のパトロールには組合員18人と徳之島署員3人、町職員2人の計23人が参加した。

 とくのしま漁協本所で出発式。同漁業集落の徳田代表(47)は「(違反者を)捕まえるのが私たちの目的ではない。啓発活動を通して海の資源、自分たちの生活を守ろう」と呼びかけた。町内の海岸線を①南原―亀徳②亀徳―下久志③下久志―手々海岸の3エリアに分けて担当。全漁連共通の「漁場監視」旗を掲げて巡視した。

 同町北部の金見海岸では、素潜りなどで魚介類を捕っていた町外からの2組5人を見つけて接触。幸い漁業権の付いた魚介類などはなかったが、組合員らはその対象種を示しながら理解を求めた。徳田代表は「世界自然遺産登録にも向け、海洋資源保護の観点からも、引き続き不定期で監視パトロールを計画していく。主要海岸には禁漁魚種の啓発看板も増やしたい」と話した。

 ちなみに同漁協の漁業権付きの魚介類はイセエビとヤコウガイのほか、▽アサヒガニ(禁漁期間5月1―7月31日)▽ソデイカ(同7月1―10月31日)▽シラヒゲウニ(同11月1―翌年6月30日)▽コブシ(同10月1―同4月30日)の計6種類となっている。

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