奄美新聞社ホームページ

流出防止に連携へ

流出防止に連携へ

画像の説明
奄美市住用町内の農場で赤土等流出防止対策を視察した

赤土対策協 農場取り組み合同パト

 環境汚染の原因となる赤土等流出防止を目的とした「赤土等流出防止対策協議会」(会長・倉園茂樹大島支庁総務企画部長)の2013年度第1回合同パトロールが26日、奄美市住用町内の農園3カ所であった。その後の検討会では、赤土など流出防止徹底による環境保全へ向け、今後も事業所、行政、地域が連携して取り組むことを確認した。

 合同パトロールには県大島支庁と島内市町村の関係課職員、建設業、砕石業などの関連団体の代表者ら約30人が参加した。

 最初に視察した同市住用町のタンカン栽培予定園地は、2010年10月の奄美豪雨災害や台風襲来の際に冠水。冠水を避けるために災害捨て土を利用してかさ上げ工事中の園地では、捨て土を搬入する際に発生する泥水を園内の沈砂池に貯め、ろ過した後に河川に放水する取り組みを紹介した。

 続いて巡回したタンカン植栽園では、ヒマワリやソルゴーなどを植栽する緑肥に土づくりを紹介。園地の裸地状態を防ぐことで流出抑制効果を高め、土壌中の腐食を増やし肥料保持能力を向上させることで、降雨による肥料流出も少なくしているなどと説明した。

 パトロール後の検討会では関係機関が活動内容などを報告。県大島支庁農政普及課の担当者は「緑肥や敷き草などで農産物の収量を確保しながら流出対策を行っている」とし、JAあまみ大島事業本部は「赤土流出対策が土づくり対策にもつながっている。農家にも普及を呼びかけたい」と報告した。

 このほか「沈砂池だけで赤土流出が止められるか疑問。大雨が降った場合、河川に流入する恐れがある」と今後の対応策を求める意見もあった。

 倉園会長は「今後も流出が発生した際は、連携して対応したい。開発工事の際の届け出や赤土流出防止の指導・周知の徹底などの対応をしてほしい」と環境保全への協力を呼びかけた。

コメント



認証コード4752

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional