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同志社女子大と北高 交流ワークショップ

同志社女子大と北高 交流ワークショップ

140919同志社女子大フィールドワーク
フリートークで地元を見つめる視点を養った参加者ら

両地域の生活意見交換 フィールドワーク意義解説も

地元見つめる視点養う

 京都府の同志社女子大学グローカリズム研究会(現代社会学部・大西秀之准教授)の23人と大島北高校の生徒16人は19日、同校で交流ワークショップを開いた。「地域主体の環境保護と文化振興の再興」をテーマに、両地域の生活について意見交換。参加者らは互いに地元にはない話題に触れ、自分の住む地域の良さや課題を見つける“視点”を養った。

 同研究会の調査は今年で7年目。学生達は18日に奄美入りし、19日は午前中に龍郷町秋名集落でフィールドワークを実施し、集落に残るアラセツ行事などについて聞き取り調査を行った。午後からは群島のシマ(集落)遺産調査や地域の宝物を訪ね歩く「地元学」の一環として、活動する同校の「聞き書きサークル」のメンバーやボランティアなどと意見を交わした。

 大西准教授は奄美の環境保護について、「どのような視点から問題を解決するかを地域と考える上で、現地の社会的・文化的背景の理解が欠かせない」と強調。「自然を守るのは現地の住民。保護ルールを押し付けても守るのは難しい。社会生活と環境保護の両立が必須」とし、フィールドワークを行う意義を解説した。

 後半は学生と生徒が行った調査の感想報告やフリートークを実施した。大学生との交流で生徒は本土の生活や考え方、学生は午前中に調査できなかった若年層の意識を把握。各世代から意見を集約することで、世代や性別、地域ごとの変化を確認した。

 初めて奄美大島を訪れた現代社会学部3年の川北円佳=まどか=さん(21)は、「身近なことを比べることで気付くこともある。現地に来て住民と触れあうことで違いを肌で感じることができた。一つ一つが勉強と感じた」と話した。

 同サークルの川上智香さん(17)は、「調査活動で自分の知らなかったことを学べるのが島の良いところ。普段は気づかない海のきれいさも、外部の意見を聴くことで改めて知った。貴重な経験ができた」と語った。

 同サークルの活動を指導してきた奄美群島文化財保護対策連絡協議会の中山清美会長は、「交流することで互いに刺激になる。互いの地元を見つめ直す大切さに分かってもらえたら」と期待した。

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