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子ども達デザインのベンチ作り

子ども達デザインのベンチ作り

140920屋仁小学校ベンチ作り2
山下さんの指示を受けながらベンチ作りに励む保護者や地域住民ら

ハイビスカスモチーフに 笠利町屋仁小

建築家の山下さん設計

 奄美市笠利町の屋仁小学校(中野茂隆校長、児童16人)で20日、同校の卒業生でもある建築家・山下保博さんと同校の児童達がデザインしたベンチの製作が行われた。保護者や児童らは、校区のみんながくつろげるベンチにしようと、ハイビスカスをモチーフにデザインされた3人掛けのベンチ作りに臨んだ。完成したベンチは運動会で披露する予定という。

 山下さんは屋仁集落出身で1973年に同校を卒業。現在は建築家として東京を中心に活動している。同校では創立記念日に合わせて地元の人を講師に招いた講演会を開催しており、今年も9月8日に山下さんによる講演会を実施。以前から「子ども達と一緒に何か作れないか」という話もあったことから、ベンチ作りがスタートした。

 前年度2月に行われた1回目の授業で「何を作るか」を決定。様々なアイデアが集まる中、泉美乃さん(3年生)のベンチ作りが採用された。その後、9月8日の2回目の授業で16人全員が、それぞれ作りたいベンチのデザイン画を作成。その中から、諏訪安莉さん(4年)が考えたハイビスカスのデザインをベースに、山下さんが16人それぞれの考えを盛り込みながら、「機能性」と「奄美らしさ」を備えたベンチを設計したという。

 20日の作業には保護者や校区在住の大工など多くの人が参加。山下さんの設計通りに木材を切り出し、子ども達もやすり掛けなどを手伝いながら、完成を目指した。

 「8日の授業では、子ども達もたった2時間でいろいろなデザインを考えてくれて楽しかった。びっくりするくらい楽しいデザイン画が多くて感心した」と山下さん。「屋仁は小さな集落なので、シマの人みんなが一緒になって作業するので、一体感があって楽しい。子ども達もデザイナーという立場だったので作業には参加する予定ではなかったけれど、興味を持ってくれたのか、やすりがけの7割が子ども達が終わらせてしまった」と語った。

 ベンチ作りを提案した泉さんは「みんなで仲良く座れるものにしたかった。地域の人みんなが学校に来てくれたら、もっとにぎやかになる」と笑顔を見せた。

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