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伊仙町「目手久立踊(八月踊り)」

伊仙町「目手久立踊(八月踊り)」

伊仙町「目手久立踊」県文化財指定
「目手久立踊(八月踊り)」の県文化財指定証書の伝達を受ける保存会の美山保会長(前列右)=7月31日、伊仙町

県文化財指定証書を伝達

「子や孫へ継承大切」

 【徳之島】鹿児島県教育委員会は4月17日付で、伊仙町「目手久立踊=たちおどり=(八月踊り)を県無形民俗文化財に指定。同伝統芸能の保存・伝承活動に努めてきた目手久民謡保存会(美山保会長、現会員46人)への同指定証書の伝達式が31日、同町役場であった。

 徳之島では集落ごとに八月踊りが伝承されてきた。県教委資料によると、同町目手久の八月踊りは「立踊=たちおどり=」とも呼ばれ、旧暦7月の浜下りなど集落の祭りで踊り継がれてきた。男性陣を内側、女性陣を外側にした円形の隊形で踊る。太鼓の響き、男女の声の重なり、テンポがしだいに加速していく。徳之島町「井之川夏目踊り」(県指定)と並ぶ本格的な八月踊りだが、動的な井之川夏目踊りに比べて、整った様式美が特徴という。

 目手久民謡保存会は、幸山忠重さんら同集落住民を中心に1969(昭和44)年に結成され活発に活動。78年に町無形民俗文化財に指定。95年は文化庁・NHK主催の世界民俗芸能の祭典(東京国立劇場)にも出演。99年の国際民俗芸能組織委員会主催の文化交流会(ハンガリー)をはじめ、中国蘇州市文化局主催の文化交流化(上海・蘇州など)、韓国安東市の安東仮面フェスティバルの海外公演にも招待出演。04年にはふるさと文化再興事業でDVD「目手久八月踊り~未来の踊り手たちへ~」も作成している。

 町の直章一郎教育長が、県無形民俗文化財としては町初の同指定証書を保存会の美山会長(65)に伝達。美山会長は「毎月1日、15日を練習日と決めて踊っている。子や孫につないでいくことも大切で面縄小、中学校の児童生徒や先生方にも指導。教育行政の協力もお願いします」。同席の大久保町長は「老若男女が参加して確実に継承している。今後の地方創生に最も大事なこは文化の保存と復活で、時宜を得た指定だ」と話した。

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