ポムポムプリンお出迎え
ポムポムプリンお出迎え
人気キャラクター「ポムポムプリン」が奄美空港到着ロビーでバニラ便利用客らを出迎えた
奄美PR開始記念「じっくり魅力伝えたい」
バニラ
格安航空会社(LCC)バニラ・エアは今年11月から、㈱サンリオの人気キャラクター「ポムポムプリン」とコラボレーションした「奄美群島プロモーション」をスタートした。その開始記念イベントとして16日、奄美市笠利町の奄美空港到着ロビー内に同キャラクターが登場し、到着客らを出迎えた。
同企画は、「ポムポムプリンが大冒険!!奄美群島でホームステイ」をメインテーマにしたもの。同キャラクターがホームステイし、体験したという設定で、奄美群島の魅力を発信する。同社特設サイトで閲覧可能で、来年3月まで行われる予定。同社が長期的に奄美群島のPRを行うのは今回が初めてという。
16日に奄美空港で行われたイベントでは、同キャラクターとともに、同社の山室美緒子取締役副社長が大島紬姿で登場。地元の子どもたちとともに、成田空港からの利用客らを出迎えた。
山室副社長は「奄美群島と一口に言っても広い。時間をかけてじっくりと、冬でも楽しめる奄美の魅力を伝えていきたい」と語った。
17日には、同市名瀬のAiAiひろばで「奄美群島ホームステイ開始記念イベント」を開く。時間は午前10時から午後3時まで。豪華景品が当たるじゃんけん大会などが開かれる。
コメント
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私なら、コクトくんのお出迎えのほうが嬉しいなー。
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奄美大島が優先すべき観光戦略とは
奄美新聞13日記事には『LCC経済効果37億円』との見出しで4月~10月のバニラエアの奄美大島路線の搭乗率実績が成田便83.5%、関西便79.7%とあります。
島人にしてみればよく目にするようになったレンタカーや屋仁川の賑わいにおおいに満足したくなるところですが、手放しで喜べないのはLCCの採算ラインが搭乗率70%であり、上記の実績がゴールデンウィーク、夏休みという繁忙期を含んで、しかも交付金を運賃価格に反映させようやく採算ラインを10%上回ったのであり、
20人搭乗客が減るだけでたちまち採算ラインを割る、綱渡り状態と認識があるからこそ、バニラエア側が必死に販促活動をしているのであり、奄美大島側のノー天気ぶりとの意識のズレが感じられます。
奄美大島総合戦略本部のアンケート調査によると奄美大島観光客の平均滞在日程は2.6日、島内消費額は一人辺り3.8万円、およそ7割近くがリピータです。
バニラエアがもし撤退すれば年間70億円の経済効果が水泡に消えます。
ロープウェイまではいかなくとも、ジップラインやリフト施設の展開、農漁業体験など観光メニュー充足、高速船導入で奄美群島間周遊コース構築など奄美大島側も営業努力が求められます。
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